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  • 執筆者の写真純子 江本

電子楽譜 ②アプリ

更新日:2021年5月13日


前回は電子楽譜の端末についてご紹介しました。

今回は、電子楽譜で使うアプリについて。

①forScore

②Piascore

③IMSLP

④HENLE Library

⑤e-musica

⑥Bärenreiter


①forScore

楽譜ビューアーアプリ。

電子楽譜や自分の紙楽譜を取り込んで使う楽譜アプリ。

D.S.からセーニョに飛ぶなどリンクを貼って使うことも可能。

動作が早く、安定して使えます!!

2画面にして使える。


有料:2000円程度?


②Piascore

forScoreと同様の楽譜ビューアーアプリ。

自分で楽譜を取り込める他、アプリ内から該当曲があればダウンロードして使うことも可能。


無料:必要な機能に応じて課金、ヴァージョンアップできる。


③IMSLP

ペトルッチ国際電子ライブラリー。

楽譜のWiki版のようなもの。

P.D.(パブリック・ドメイン)に引っかからない曲は大方載っている。

希少な楽譜から、使えないようなものまで色々入っているものの、

網羅している数も多く、見つからない楽譜がある時は役立つ。


無料:無料版は15秒待ってからダウンロード。

課金すると待ち時間がなくなる(らしい)。


④HENLE Library

ドイツの原典版出版社。

楽譜出版、老舗ヘンレ社の電子版。

forScoreやPiascore、IMSLPは紙楽譜をPDF化したものですが、

HENLE Libraryや電子版として作られている為、

タップすると様々な指遣いや校訂報告を閲覧できる。

5線の間隔などを簡単に変更できる為、

譜めくりしたい場所を変更することもできる。

また、端末を変えた時にも購入したものがログインすれば全て揃えられるのも

強み。

また、楽譜そのものにアップデートが必要になった時に無料アップデートできる。


有料:紙楽譜とほぼ変わらない価格。


⑤e-musica

ロシアの楽譜出版社ムジカ社の電子版。

以前は、ロシア語しか対応していなかったものの、現在は英語にも対応している。

価格が日本円で表示されるので分かりやすい。

HENLE Libraryと同様、電子版のために作られており、音源がついているものもある。

動作が遅く、リストアを要求されることも多い現状ですが、

ロシアの作曲家や教育楽譜も多く含まれている。


有料:良心的な価格で、1冊200円〜400円程度のものが多くある。


⑥Bärenreiter

ドイツの楽譜出版社ベーレンライター社の電子版。

まだピアノ曲は載っている曲が少ないので、これからに期待。


有料



私は、Bärenreiterの電子楽譜以外全て使っています。

用途によって使い分けています。

教育用楽譜など紙楽譜は全てforScoreに自分用の楽譜として入れています。

Piascoreは生徒や仕事で参照するとき。

IMSLPは「この楽譜見つからない〜」という時に使っています。

HENLE Libraryは中上級者の楽譜として。

e-musicaは聴音する時に、音源や楽譜を使ったりしています。


楽譜の取り込み方は次回。

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