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  • 執筆者の写真純子 江本

オンラインピアノレッスン

更新日:2021年4月23日


新型コロナウィルスで急速にリモート化が進んでいます。

どのような環境を整えれば良いのか、まとめておきます。


セットアップの仕方は、映像や音源が、目、耳の代わりとなります。


【必要な環境】

●インターネット環境Wi-Fi速度は25Mbps(アップロード、ダウンロードとも)あれば十分でしょう。接続速度はSpeedtestで分かります。

●様々なミーティングアプリがある中でZoomをお勧めします。

LINE,Google Meet,Skype,Facetime,Microsoft Teams,Discordなどのミーティングアプリがあります。

Zoomをお勧めする理由は1.音質設定が出来ること2.楽譜共有ができることです。


私は紙楽譜を数千冊プライヴェートで電子化しております。

電子楽譜はオンラインレッスンとも相性が良く、電子楽譜への書き込みも楽譜共有すると小さなお子さんで目で見て確認できます。


【機材の準備】

●スマホ、タブレット、PCなど

タブレットやPCはスマホより画面が大きく見やすいです。

PCをメインにすると電子楽譜を共有するときに便利です。

生徒側は スマホでも、十分レッスンが成立します。

●マイク

まずは内蔵マイクで良いと考えています。

指向性マイクをつけたことがありますが、ピアノのレッスンの場合、ピアノの音と声は違う場所から出るため、何本かマイクを立てるなどセッティングが大掛かりになりやすい。

内蔵マイクは周囲の音も拾いますが、その方がピアノも声も聞こえやすいと何度か言われることがありました。

タブレットやスマホに直接装着するマイクは手軽で良いかもしれません。

iOSの場合、IQ7,Shure MV88+など

●ヘッドホン

内蔵スピーカーでも聴き取ることはできます。

ヘッドホンの方がよりクリアに聴こえます。

ヘッドセットは相手にこちらの声が伝わりやすい。

私はピンマイクも使ったこともありますが、ヘッドセットの方が相手にクリアに伝わるでしょう。

●スピーカー

音量調節もできるので聞き取りやすくなります。

Bluetoothのスピーカーは便利です。

●オーディオインターフェース

PCと音響機器を繋げると音量調節ができ、重宝します。


◉その他、カメラアングルを俯瞰撮影にすると見やすいという声もあります。


【レッスン料の支払い】

クレジットカード、銀行振込、PayPalなどに対応しています。


【生徒固有のアドレスを発行】

スムーズにオンラインレッスンを行うため、生徒ごとにアドレスを発行しておくと、すぐに繋ぐことができます。


【海外生徒とのオンラインレッスン】

時差があるため、あらかじめ先生側と生徒側で負担のない時間を設定しておく。

海外で停電してオンラインレッスンがかなわなかった時もあります。

一本連絡をくださったので助かりました。


【最新バージョン、十分な充電を】

快適にオンラインレッスンを繋ぐために、Zoomを最新バージョンにしておきましょう。

十分に充電がないと、レッスン中で落ちてしまうことがあります。


【オンラインレッスンをする前に】

予め準備しておいてほしいこと

●口頭で「○ページ」「○小節から。」「○段目、○小節」などポイントを伝えることがあります。

対面では楽譜を指さすこともできますが、オンラインではこれが伝わらないと中身に入れないことがあります。

小さな生徒さんはご家庭で、ページ、小節、○段目○小節、などの言葉にも対応できるとスムーズに進みます。

●テンポや練習方法の指示でメトロノームを活用することが多くあります。

●鉛筆が用意してあると、自分で書き込むことができます。



【オンラインレッスンのメリット】

●コミニュケーションを取らざるを得ない

オンラインレッスンでは「察する」ということが難しい場面が多く出てきます。

寡黙であまり話さない生徒も黙っていると対面だと分かることが微妙な空気感が伝わりにくいのです。

ですから、講師側も生徒側も自分の想いをはっきり分かるように伝えなければいけません。このことで自然にコミニュケーション取りやすくなるということがあります。

●オンラインへの振替でレッスンを休まずに済む

天災や交通事情、家族の病気や事情によってオンラインだとレッスンを休まずに継続できるのが良いです。

●生徒の自宅練習環境が分かる

先生側からは、所有楽器、どのような環境で練習しているか見えてきます。

生徒のことを把握するきっかけになります。

練習サポートにもオンラインは適しています。


【オンラインレッスンのデメリット】

オンラインレッスンで表現指導ができないか・・と言われると、多少は工夫でカバーできるかもしれませんが、対面にはかないません。

また、上級者ほど、音数も多く、ビデオサービスが音を処理しきれず、的確な指示を与えにくい場面もあります。







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