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  • 執筆者の写真純子 江本

ピアノを習うご家庭の「環境づくり」

更新日:2021年4月17日












ピアノの先生から受ける影響は大きいのですが、

ご家庭の環境やご本人の資質も大いに関係してきます。


 お子さんが生まれた時を振り返ってみてください。

子守唄を聴いたり歌ったり、音楽を聴いて、

お子さんの表情を眺めて一緒に楽しんでいませんでしたか。

実はこうした時間は貴重です。


 成長とともに、お仕事復帰されるお母様もいらっしゃるかもしれません。

習い事も少しずつ増えて、時間の使い方が変わってきます。

 いつの間にか、一緒に本を読む時間、音楽を楽しむ時間などが減り、

ご家庭によってはゲーム等を楽しんでいるかもしれません。


 ピアノを習おうと考えている方は、普段音楽を聴く環境がどれくらいありますか?

日常生活に音楽が取り入れられていることで『音楽の知識や興味』が高まります。



【ご家庭の環境を植物の成長に例えると】

 植物の成長と似ているかもしれません。

芽が出て、花が咲く・・その前に土壌作り、大切ですよね。


土壌作り(心身の健康、お話を聞く、理解できる、マナーなど)

種まき(リトミック・ソルフェージュ・歌など→ピアノ)

温度・湿度(本人が練習する心地よい時間、空間、仲間、環境作り。練習習慣。)

水やり(適度な声かけ。毎日愛情を持って。)

日光(良質な音楽や楽器に触れる)

肥料(レッスン)


レッスンが肥料かどうかは謎(謎なのか!? 1人ツッコミ☺️)ですが、

土壌となる家庭環境作りが大切だと思いませんか。


「声かけ」を水に例えると、水のやりすぎもやらなすぎも良くありません。

声のかけ方は適度に毎日・・。

いやはや、親業は一筋縄にはいきませんね!!


練習環境ですが、良い楽器は演奏の方法を教えてくれます。

美しい響き、音色、ハーモニー、タッチなど敏感になります。

良い耳が作られていきます。

ピアノの上達には良い耳が必要不可欠です。

練習楽器は先生選び以上にこだわりたいところではないでしょうか。


【習い事の数は適切!?】

ピアノ以外にも習い事があるかもしれません。

様々な才能を開花させたい親心は重々承知しております。

お子さんも頑張っていることでしょう。

習い事の数もお子さんにとって無理がないか見直してください。

遊びから出てくる工夫、ルール作り、自発性というのは後々役立つものです。


何事にも余白があると良いですね。


【ピアノを続けていくには】

どうしたら練習をするのか→良質な音楽に普段から触れる、練習習慣を作る

レッスンが楽しみになる→休まない、レッスンのマナーを守り教室との良好な関係作り


表現力溢れるピアノ演奏は思わず聴き入ってしまいます!!

お子さんたちの音楽の花が咲きますように。


明日は、環境づくりの要=「楽器選び」について。

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